効果大!断食ダイエットの方法と期間
一言で断食ダイエットといっても、その方法や期間はたくさんあります。
王道の方法もいくつかありますが、それ以外にも、皆が自分のやりやすいようにアレンジして断食ダイエットをするので、断食ダイエットの方法はもう人の数だけあると言っても言い過ぎではないかもしれません。
王道の断食ダイエットと言うと・・・
- 酵素ドリンクを飲むファスティングダイエット
- 完全に食事を断つ断食ダイエット
- 夕食や朝食など1食のみを断食するプチ断食ダイエット
- 1日断食ダイエット、3日断食ダイエット
とかでしょうか。
このように少しでも「断食」という要素を取り入れれば、1食でも3日でも断食ダイエット…と言うので、同じ断食ダイエットと表現されても内容はそれぞれずいぶん違います。
ここでは、王道の断食ダイエットを一通りすべて経験した私が、これが一番効果的!と思った方法を紹介します。
成功する!断食ダイエットのポイント
断食は、目的によって方法も違ってくると思います。
健康のためとか、デトックスとか宗教的な意味とかではなく、ダイエットのために断食するのであれば、目的はダイエット!ですよね。
その場合は、精神力の限界にチャレンジ!とかする必要ありませんので、
大切なのはいかに効率的にダイエット効果を出し、続けられるか…です。
- 無理せずに空腹感が気にならない方法でおこなうこと
- 自分に合った断食ダイエットの方法を見つけること
無理せずに空腹感が気にならない方法でおこなうこと
断食するのだから、空腹感を感じるのは仕方ありません。
でもその空腹感にストレスを感じない方法、ストレスと感じない方法はあります。
例えば、酵素ドリンクを定期的に飲む断食ダイエットなら、ドリンクを飲むことで空腹感を落ち着かせることができます。更に、酵素ドリンクは自然の甘さを味わえるため、断食のストレスを軽減させることもできます。
他には、断食の方法を工夫して、断食に慣れていく方法もあります。
いきなり3日間の断食をするのではなく、夕食1食を抜くとか、朝食を抜くとか1食単位で断食する方法です。この方法だと、毎日一定の空腹感を感じる時間があるので、空腹感に慣れることができます。
空腹感=何か食べなきゃ!という発想がなくなり、空腹を感じる時間があることが日常化すれば空腹感=ストレスという考えもなくなります。
自分に合った断食ダイエットの方法を見つけること
これも、断食ダイエットを成功させる大きなポイントです。
なぜなら、ほかの人にとって効果大の断食ダイエット方法があなたにとっても効果大とは限らないからです。
例えば、普段少しづつ食事を制限するくらいなら、短期集中で食事を制限したほうがよい!という人もいますし、逆に完全に1日間断食するくらいなら1日に1食抜いたほうが楽!という人もいるでしょう。
この場合、どちらが正しいとかではなく、正解なのは「あなたがストレスを感じない、あなたに合った方法で行う」ことです。
だから、断食ダイエットには人の数だけ方法があるのだと思います。
大切なのは断食ダイエットのポイントを押さえて、自分なりにやりやすい方法、続けられる方法にアレンジしていくことです。
私流!成功する断食ダイエット方法!
断食ダイエットを成功させるためには、自分流にアレンジしながら続けられる方法を見つけることが一番ですが、その方法を見つけるまでには、いろんな断食ダイエットを試したりと時間とお金がかかってしまいます。
そこで、我慢力も体力も食欲も人並み、週5日デスクワークで仕事しているという、至って平凡な私が試行錯誤の末に行きついた断食ダイエット方法を紹介したいと思います。
- まずは朝食1食を断食する (週末は気分で食べてもOK)
- 普段の食事は、断食の準備食や回復食をお手本にするよう意識する
- 昼食もしくは夕食を減らしたり断食する日を週1とかで取り入れる
- できそうな日は1日断食をしてみる(月1・2回)
ポイント!
- 朝食を抜くことは酵素学的に効果大!
- 空腹になれることができる!
- 断食効果が高い!(睡眠時間も合わせて1日16時間断食も可能!)
朝食を食べないと体に良くないと思っている人も多いと思いますが、実は日本人を含め人間が朝食を食べるようになった歴史は浅いそうです。
江戸時代くらいまでは1日2食だったとか。
なので別に3食食べなきゃいけない理由はありません。
なぜ朝食を抜くかというと、酵素学的に朝は排出の時間のため、食事をしないことで体は消化ではなく排出に集中することができるというメリットと、朝食は比較的抜きやすいというメリットがあるからです。
夜ご飯を食べてから、眠っている時間もあるので、朝食を抜くだけで軽く12時間以上の断食をすることができます。
夕食の時間も気を付ければ1日16時間の断食をすることもできます。1日16時間断食すれば消化器官を十分に休ませてあげることができます。
更に、毎日続けることで、空腹感に慣れることができるのも大きなポイントです。
私が朝食を減らして抜くようになるまで約1か月かかりました。更に朝食を抜いても苦にならなくなるには1か月ほどかかった気がします。
いきなりではなく、負担にならないように少しづつ減らしていくのがおススメです。
意識していればそのうち自然と、朝食を食べなくても苦にならないようになります。
それでも、夕食を抜いた翌日や夕食が早かった時、量が少なかった時などは、翌朝キツく感じるかもしれません。
そういう時は無理せずに食べてもよいと思います。
ポイント!
- 回復食を身近に感じることができる。慣れる。
- それだけでダイエット効果が期待できる
断食の準備食や回復食というと、これだけでダイエットメニューみたいな内容です。
※詳しくは、断食ダイエットの準備食または断食ダイエットの復食のページを参考にしてください。
いざ、1日単位の断食をしようとなると、なかなかその前後に準備食や回復食を取り入れるのは難しいです。
なぜなら準備食期間では、「これから断食するのに既にこんな食事じゃ無理!」と思ってしまいますし、回復食期間では「もうあれもこれも食べたくて我慢できない!断食期間を達成したんだから食べてよいでしょ!」と思ってしまうからです。
でも、そんな準備食や回復食を普段の食事の1食として取り入れるのは、それほどストレスなくできますよね。
「なんか太り気味の気がするから、今日の食事は回復食っぽくしよー」とか、「今日はそれほどお腹すいてないから回復食でいいか」とか。そんな感じでよいと思います。
注意:準備食と回復食には違いはありません。上の表現は例としてです。
毎日朝食を抜くことで、ダイエットに対する意識が高まっていますし、空腹に慣れているので、気が向いたときに回復食を取り入れるのもそれほど苦にならないはずです。
ポイント!
- より長時間の空腹に慣れる
- 食事をしなければいけない…という先入観を捨てることができる
- それだけでダイエット効果が期待できる
朝食断食に慣れてくると、それがもう日常になるので、断食しているという意識がなくなってきます。
また、空腹にも慣れてくるので、次第に空腹の時間を延ばしてもそれほど気にならなくなります。
完全にが無理でも、例えば昼食を抜いて、3時くらいにスムージーを飲む…とかでもよいと思います。
要は「きちんと1食を食べないといけない」という先入観を抜くことが大切です。
そうすると自然と、忙しい時や食事をとれないときは無理して食事をとろうとは思わなくなります。
ここまでくれば食からずいぶん開放されたといえます。
朝食を抜いて、気分や体調によって昼食を抜いたり減らしたりすると、ふと「今日は夕食も抜いてみようかな?」と思ったりすると思います。
そのタイミングで、取り組んでみると良いです。
意気込んだり無理したりしないのがポイントです。
なんとなく気分で、流れで…という感じで十分です。
逆に、そんな気にはなれないなら無理して1日断食しなくてよいと思います。
1日16時間食事を抜いたり、回復食を食事に取り入れているだけで、既に自然と無駄な脂肪のない身体に変化しつつあるはずです。
まとめ
私がいろんな断食ダイエットを試して学んだことは
3日間断食ダイエットをするよりも、定期的に少しづつ断食を取り入れたほうが体の負担も小さく、実際のダイエット効果も大きくなる
ということです。
1週間断食や、不食…といった断食方法を聞いてしまうと、本気でダイエットをしたいという方は、つい短期間で長い時間の断食に取り組もうとしがちです。
しかしその場合は、
断食の終了=食に対する我慢の限界
という構図になってしまうことが多く、頑張った割には痩せれない…という結果になりがちです。
そのため、労力対効果を考えるなら、「プチ断食をちょこちょこ無理のない範囲で続けていく」という方法こそが、長い目で見ると効果の高いダイエット方法といえます。
少しづつ、たまに意識しながら(ストレスを感じない程度に)空腹の時間を作って、長くしていくことで、身体が空腹の状態に慣れます。
そうすると、空腹を空腹と感じない…というか、空腹が異常な状態ではない、ストレスを感じることではない…という意識になります。
朝ごはんを抜くことで空腹が苦痛にならなくなるため、
都合が合うときや、ちょっと痩せたい時、やる気のある時は夕食を抜くことで
かなり気軽に断食ができるようになります。
普段の食事の量が多い方や、初めての断食でやり遂げられるか不安という方は、どうしても耐えられなかった時用の非常食を用意しておくと安心です。
梅干しや具なしの味噌汁
断食中は塩分不足が原因で頭痛がおこることがあります。そんなときの塩分補給には、梅干しや具なしの味噌汁がおすすめです。(酵素のはたらきを邪魔しないために、無添加の物を選ぶのがポイントです。
寒天ゼリー
お腹がすいて辛いときには、お腹が膨れてカロリーはゼロの寒天がおすすめです。寒天棒から手作りして無糖・無添加にしましょう。食べるときは30回以上噛むことも忘れずに!
※寒天と似ているしローカロリーなのでこんにゃくを食べてもよいのでは?と思うところですが、コンニャクは消化に時間がかかるため、内臓を休める断食中はお勧めできません。
玄米の重湯・お粥
断食明けの回復食1食目に食べるのが重湯やお粥ですが、断食中どうしても辛い時のために用意しておくと安心です。我慢できなくなったら重湯・お粥を食べて回復食に移行してもOKですし、重湯・お粥を食べてもう少し続けられそうであれば、そのまま続けてもOKです。