酵素を活かす食べ方

酵素を活かす食べ方

人が一生のうちに体内で生産できる酵素の量は決まっていると言われています。

 

 

そのため、酵素を無駄使いしない生活をおくるのはもちろん、できることなら食物からも取り入れたいところです。

 

 

ここでは酵素を体内に取り入れるために有効な食べ方と調理法をご紹介します。

 

酵素を活かす食べ方

酵素は、最初に食べることによって吸収率が高まります。

 

そのため、酵素を有効に摂取するためには食事の順番に気を付ける必要があります。

 

 

食事をする際は…

  • @野菜(フルーツ)
  • Aお肉・魚類
  • Bごはん

の順に食べるようにしましょう。

 

 

Aのおかずと、Bのご飯を別々に食べるのは難しいので…ここでのポイントは

  • 生野菜サラダやフルーツを最初に食べる
  • 食事の際は、できれば生野菜サラダを食べるようにする

ということを意識して食事するようにしてください。

 

 

最初に野菜を食べることで、野菜に含まれる食物繊維が後から食べる糖質の吸収を緩やかにしてくれるというメリットもあります。

 

 

また、生野菜は食べにくくよく噛まないといけないため、最初に食べることで暴食を防ぎ、少量で満腹感を得ることもできます。

 

 

酵素を活かす調理法(すりおろし)

 

野菜やフルーツは、すりおろすことで、その酵素がパワーアップし、効果が2倍3倍と高まると言われています。
※酵素の量は10倍になる…とまで言われています!

 

子供のころ、風邪をひくとリンゴのすりおろしを食べた覚えのある方は多いのではないでしょうか。
焼き肉など消化に悪い食べ物を食べる際は、大根おろしを一緒に食べるというのも有名です。

 

これらは、栄養豊富なリンゴ、消化に良い大根をすりおろすことで、消化吸収力を上げるだけでなく、酵素の力を上げていたのです。

 

すりおろして食べたい野菜
アブラナ科の野菜 大根、ブロッコリー、カリフラワー、キャベツ、小松菜、白菜

※イソチオシアネートというファイトケミカル(抗がん作用あり)が含まれ、すりおろすことで効果がアップします。

その他の野菜・果物 りんご、しょうが、にんじん、きゅうり、れんこん、やまいも、玉ねぎ、にんにく、さつまいも、じゃがいも、セロリ、ゴーヤ

 

すりおろして食べる際のポイント

非加熱(生で)食べること!

酵素は加熱によって死んでしまうため、非加熱で食べる必要があります。

 

ドレッシングや冷静スープにいれたりして食べると、食べやすいのでおすすめです!

 

できるだけ早く(理想は30分以内)に食べること!

酵素は時間がたつと、弱くなってきてしまいます。

 

更に、すりおろした野菜やフルーツは酸化しやすくなってしまうため、30分以内を目安に、できるだけ早く食べる必要があります。

 

すぐに食べれないときは冷凍しておくと、酵素を活かしたまま保存することができます。冷凍しても解凍するときはご注意を!(自然解凍して、すぐに食べてください)

 

せっかくすりおろすなら、金属製のおろし金で!

セラミックのおろし金では、食材を単に押しつぶしてしまうことが多いです。

 

そうすると酵素が活性化しにくくなるので、金属製のおろし金でしっかりおろすのがおススメです!

 

 

 

大根おろし

中でも、大根おろしはとても優秀な「食べる薬」といわれています。
あらゆる病気の元の活性酸素を駆除する物質が含まれています。
胃は良くなるし、咳は止まるし、癌予防になるなど、あらゆる症状の改善に効果的です。


 

酵素を効果的に吸収できる時間帯

 

生野菜やフルーツは食事の最初に食べるのがおススメというお話は既にしました。

 

これとは別にもう一つ、酵素を意識して摂取する際に覚えておきたいことがあります。

 

朝食をとるなら、フルーツや生野菜で作ったジュースで

 

りんごを食べるときに、「朝は金の値、昼は銀の値、夜は銅の値」という言葉を聞いたことはないでしょうか。

 

これは、ヨーロッパのことわざで、フルーツを食べるタイミングのことを言っています。

 

 

朝は、朝食を抜いたほうがいい!という意見もあり、私自身何も食べません。

 

 

というのも、正午までの時間は身体のリズムで考えても、「排泄」の時間となるため
食べ物を摂取して、消化・吸収作業にあてないほうが良いからです。

 

 

朝食を抜くことで、内臓をしっかり休ませてあげることができます。

 

 

しかし中には、「やはり朝何も食べないのは辛い。力が出ない。口臭が気になるし。。」という方もいるかと思います。

 

 

また育ち盛りのお子さんや健康に気を遣う方の中には、朝食を抜くということに抵抗を感じる方もいるのではないでしょうか。

 

そんな方におすすめなのが、朝食は果物だけです。
※生野菜を入れたスムージーなどもよいです。

 

 

果物には果糖が多く含まれるため、朝食べることで、素早くエネルギーに変換されて、脳の働きも助けながら1日のパワーの源となってくれます。
逆に、夜に食べてしまうと、エネルギーが使われないまま、身体に吸収されてしまうのです。

 

 

また朝は、内臓を休ませるために固形の食べ物はできるだけ避けたいところです。
そこですりおろしたフルーツやスムージー、野菜ジュースがとても良い!ということになります。

 

 

すりおろさなくても、フルーツは水分が豊富なため、しっかりよく噛んで食べることで、満腹感も得やすく、効率的にエネルギー補給することができるのです。

 

酵素を効果的に吸収できる時間帯ポイント
  • 消化・吸収に適した時間は、昼の12時〜夜の20時
  • 昼の12時前に何か食べるなら、果物を食べましょう!

 

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