酵素断食ダイエットの種類と方法
酵素断食ダイエットと一口で言っても、その種類は様々です。
酵素の働きを最大限に引き出す酵素ジュースを飲みながら、ファスティング(断食)することを酵素断食ダイエット(酵素ファスティングダイエット)といいます。
しかし実際には、酵素ジュース以外にも酵素を活かした食べ物や飲み物による酵素断食ダイエットも可能です。
ここでは酵素ジュース以外を用いた断食ダイエットの方法をいくつかご紹介します。
ポイントとしては、固形物を避けることで消化のスピードを上げる点と、酵素が豊富な食材を用いる点です。
そのためいくつかの食材を組み合わせて自分なりにアレンジすることも可能です。
酵素断食ダイエットの種類
手作りフレッシュジュース
酵素は野菜や果物に多く含まれます。
しかし、加熱してしまうとなくなってしまうため、生で摂取する必要があります。
酵素が豊富な野菜や果物を生で摂取し、更に消化を助けるためにすり潰すことで、酵素を補いつつムダ使いしません。
手作りフレッシュジュースを用いた断食ダイエットは人気も高くいろんな方法があります。
方法は至って簡単、お好きなフルーツや野菜をジューサーやミキサーで混ぜて飲むだけ!です。
酵素が豊富なフルーツや野菜はこちらのページを参考にしてください。
すりおろし
野菜をすりおろすことで、酵素は2倍以上に増えます。
そのままの状態に比べて、すりおろすことで細胞膜が壊れ、酵素が活発に働くようになります。その結果、野菜をサラダの状態でたべるよりたくさんの酵素をとることができます。
また、すりおろすと消化に良くなるので、胃腸に負担をかけません。
自分の潜在酵素を温存し、すりおろした野菜に含まれる酵素を効率よく使えるので、断食メニュー(食事の置き換え)として最適です。
すりおろしていても、ゆっくり時間をかけて噛むようにして食べましょう。
大根、キュウリ、セロリ、赤パプリカ、トマト
キャベツもおすすめですが、するのは難しいです。
抗酸化物質が多く含まれる大根は特に優秀です。
すりおろすと酸化しやすくなるため、すぐに食べる必要があります。保存したい時は冷凍するようにしましょう。
生野菜ポタージュ
こちらは「朝食抜き!ときどき断食」で紹介されている西医学健康法の献立で紹介されている生野菜ポタージュです。
西医学健康法は酵素断食とは違いますが、メニューが素晴らしく、酵素断食でも取り入れれるものだったため、紹介します。
@ 材料は5種類の新鮮な野菜。
できればキャベツ、白菜、小松菜、ほうれんそうなどの葉菜類と、大根、にんじん、カブなどの根菜類を、半々で使うのが理想的です。
ここで注意すべき点は、生で食べますから、ごぼうやれんこんなどのアクの強いものは避けること。
なす、トマト、キュウリなどの実野菜も生野菜ポタージュには向きません。
A 野菜をよく水洗いします。
B 根菜類以外の野菜は細かく刻み、すり鉢ですってドロドロにします。
C にんじん、大根はおろし金でおろします。
D 3とCを混ぜ合わせ、小さじ5分の1程度の植物性油を混ぜます。
すったり刻んだりした野菜類は酸化が早く、時間とともにビタミンCが失われてしまうので、できあがったら30分以内に食べるのが基本です。
すぐに食べないときは冷凍すれば参加や栄養分の消失を防ぐことができます。
毎食作るのが面倒なら、時間と余力があるときに一気に作って、1食分ずつ小分けして、冷凍保存しておきましょう!
参考文献:
朝食抜き!ときどき断食! (講談社+α新書) | ||||
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発酵キウイ
こちらは「3日間酵素断食」の本で紹介されている酵素食品です。
手作りで、しかも簡単に作れる発酵キウイレシピ。
10分でできます。
@キウイを切る
皮をむいて1−2p角に切ります。
A麹をほぐし、キウイと水を混ぜる
麹は手でばらばらにしてよくもみ、深型の耐熱容器に入れて@のキウイと水を混ぜる
B電子レンジで加熱
Aにふたをしないで電子レンジ600wで30秒加熱する
C炊飯器で発酵
炊飯器の内がまにお湯を張り、そこにBを入れて乾いたふきんをかける。炊飯器のふたは開けたまま保温ボタンを押し、発酵スタート
70℃いじょうになると酵素が失われてしまうので、温度が上がり過ぎないようにふたは必ず開けたまま発酵させる
D2回かきまぜる
1時間おきにスプーンなどで混ぜる。3時間経ったら、保温を切りそのまま冷やす
発酵が進んでくると、わずかながら泡が出てきます。
冷蔵で2週間程度、冷凍で1か月程度保存できます。
食前に大さじ1杯食べて、2〜3日でまずは便秘から改善します。
参考文献:
より詳しい方法や情報が紹介されているので、興味のある方は是非こちらもご覧ください。
新品本/3日間酵素断食 らくらく18kgやせた!がん・糖尿病が治った! 石原新菜/監修 | ||||
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酵素断食ダイエットの方法
酵素断食ダイエットでは、基本的に上記のメニューを食事代わりに食べます。
量や材料が限定されていないため、比較的気軽に取り組めるのがポイントです。
通常の断食ダイエットとは異なり、とくに準備食や回復食(回復食は意識した方がよいです)期間があるわけでもないので、週末やちょっとした休みの日などに1日〜3日間程度で実践できます。
1回の期間が長い方がよいというものでもないので、例えば、無理をして1週間実践する位なら、毎週末2日間コンスタントに取り組むことをおすすめします。
ダイエットのポイントは常に同じです。
無理をしないこと!続けること!
気が向いた時に気軽に取り組んで、日常生活の習慣になるように出来ると良いですね!
- 酵素豊富な流動食を食事代わりに食べる。
- 固形物を避け、できる限り酵素をムダ使いする食材の摂取を避ける。
- 水分をたくさん摂る。その際カフェインの含まれない飲み物にする。
- 特にルールはないものの、回復食は意識して取り入れた方がベター
酵素断食ダイエットでは、酵素の含まれる食品を口にするため、厳密には断食ではありません。酵素断食の種類を見ても分かるように、利用できる食材も様々です。
そのため短時間で本格的にダイエットしたい方には少し物足りなく感じるかもしれませんが、気軽に取り組めて、日常にも取り入れることができる方法なので、長期的にみると非常に効果は高いです。