酵素ドリンクダイエットの方法

酵素ドリンク断食(ファスティング)の方法

酵素ドリンクダイエットと言っても、その方法はたくさんあります。

 

酵素ドリンクの飲み方でもご紹介しましたが、食事前に飲む方法や朝一で飲む方法、食事を置き換える方法などがあります。

 

ここではダイエットという点に焦点を当て、一番効果的な方法として、酵素ドリンク断食の方法をご紹介します。

 

 

酵素ドリンク断食(ファスティング)で用意するもの

 

  • 酵素ドリンク(発酵飲料)
  • 良質なお水
  • ノンカフェインの飲み物(なくても可)
  • 記録用のメモ・ノート

 

酵素ドリンク(発酵飲料)

1日以上の断食をする場合の酵素ドリンクは、断食(ファスティング)専用の商品を選ぶようにしましょう。
購入の際は、「酵素ドリンクの選び方」で紹介しているように、果糖液糖などで薄められていない無添加を選ぶのがポイントです。
特に果糖液糖入りでは、せっかくのカラダに良い断食の効果が半減してしまいます。

 

また、同じ酵素ドリンクという種類であっても、断食(ファスティング)目的でつくられていないものは、断食中の栄養が不足することと、断食中に多量に飲むのに適していない(場合によってはカロリーのとり過ぎになることもある)ため、断食(ファスティング)用であることをきちんと確認しましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

良質なお水

断食(ファスティング)中は1日2リットル以上の水を飲みます。
(人間の体は何もしなくても1日2リットル〜2.5リットルの水分を尿や汗、呼吸から体外に放出していると言われています。断食中は食事から水分補給することもできないので、必ず2リットルは水を飲む必要があります。)

 

また、水を飲むことで、体内の代謝酵素が働き、老廃物の排出を促してくれます。

 

 

 

 

 

 

 

 

ノンカフェインの飲み物(なくても可)

酵素ドリンク断食(ファスティング)では、カフェインはNGです。
カフェインは浪費してしまうからです。

 

酵素ドリンク以外には良質な水だけを飲んで過ごせるなら、それが一番良い方法ではありますが、水だけでは飽きてしまう・飲みにくい…という方は、ノンカフェイン飲料を用意しておきましょう。

 

多くの方にとって身近にある飲み物(紅茶・コーヒー・緑茶・ウーロン茶)はカフェインが含まれています。
麦茶や柿の葉茶、ゴボウ茶やハーブティー(カモミールやミント、ルイボスティーなど)はカフェインが含まれていません。
コーヒーがどうしても好きな方は、カフェインレスのコーヒーを用意しておくと良いですね。

 

 

コンビニで買えるカフェインレスのお茶
  • 爽健美茶(コカ・コーラ)
  • 十六茶(アサヒ飲料)
  • 健康ミネラルむぎ茶(伊藤園)

 

 

※無印良品には更にいろんな種類のカフェインレスペットボトルドリンクがあります。

 

 

酵素の働きを邪魔しないためにも、無添加でできればオーガニックなものを選ぶようにしましょう!

 

記録用のメモ・ノート

体重以外にも身体の各箇所のサイズを測ってメモしておくと、励みになります。

 

また、準備食日・断食日・回復食日の食事の内容や、気付いたこと・感想などもメモしておくと
2回目、3回目の参考になったり、比較できたりするので役に立ちます。

 

 

 

 

 

 

3つに分けた酵素ドリンク断食中の過ごし方

酵素断食中は以下の3つのステップによって成り立ちます。

  • 酵素ドリンク断食(ファスティング)の準備日
  • 酵素ドリンク断食(ファスティング) 断食日
  • 復食期

 

酵素ドリンク断食(ファスティング)の準備日

 

断食前の準備期間は軽く見られがちですが、せっかくの断食でより効果を高めるためには是非とも気を付けたいところです。

 

準備期間は、通常断食する日数と同じ日数をとることが理想です。
1日断食の場合は1日、2日断食の場合は2日の準備日を用意する必要があります。

 

準備期間は長すぎてもよいくらいなので、1週間前から徐々に準備するのもおすすめです。通常も準備期間と同じような食生活にできると、太らない食生活習慣が身に付きます。

 

準備期間の目的

酵素ドリンク断食では、断食により内臓を休めるだけでなく、酵素ドリンクを飲むことで酵素のはたらきを高めます。

 

準備期間から消化に良いもの・健康的なものを食べることで、断食期の効果を高めることができます。

 

迷った場合は、消化に良く体に良いものを中心に、食べる量も少しづつ減らしていくようにしましょう。
人工的なもの、添加物の多く含まれるものもできる限り避けます。

 

 

準備日の食事は、断食ダイエットの準備食を参考にしてください。

 

 

断食前夜の夕食

 

断食前日の夕食は、断食ダイエットで効果を出すために、とても重要です。

 

断食中に食べれなくなるからといって、甘いものやポテトチップスなどの油っこいもの、肉などの消化に悪いものを食べるのはやめましょう。

 

食事の量は通常の3分の2を上限とし、できるだけ軽めに消化に良いものを夜の8時前までに食べるようにします。

 

アルコール類も、分解するために酵素を浪費するため、できる限り避けます。
※アルコール類をとってしまった場合は、水をたくさん飲んで早く排泄するようにしましょう。

昼12時から午後8時まで 栄養補給と消化の時間
午後8時〜午前4時 吸収と代謝の時間
午前4時〜昼12時 排泄の時間

 

この表から分かるように、身体のリズムは私たちの生活リズムと異なり、昼の12時からスタートすると言えます。

 

昼の12時〜午後8時までに摂取した食事を、午後8時〜午前4時の間に吸収し、午前4時〜昼の12時までの間に排泄しているのです。

 

そのため、せっかく断食日を設けても、前日夜の夕食が不健康なものだったり、大量だったりすると、断食日も内臓はせっせと仕事をする必要が出てきてしまいます。

 

特に1日断食など短い期間での断食を行う場合は、前日の夜から断食がスタートしたつもりで夕食の内容には気を付けることが大切です。

 

1日断食を、前日の夜・翌日の朝・昼の3食で行う…という方法をお勧めしている方もいるほど、断食前の夕食は重要です!

 

 

酵素ドリンク断食(ファスティング) 断食日

 

酵素ドリンク断食では、酵素ドリンクを飲むためそれ程空腹を感じないと言われていますが、やはり固形物を摂らないので、慣れるまでは辛く感じる方が多いです。

 

空腹のピークを過ぎれば楽になりますが、ピークが長く続く場合もあるので、できればこの日は予定を入れずにのんびりと過ごせるように設定しましょう!

 

通常、2日目に入れば食欲も無くなり、ラクになっていきます。

 

 

3日間断食の場合の症状と過ごし方
断食1日目

身体が空腹に慣れるまでは、一番辛く感じる時期です。
消化機能が休まり、身体はこれまでと違う動きを始めます。最大血圧は大きく下がり、最小血圧はゆるやかに下がる傾向にあります。また、食事を摂らないため血糖値や総コレステロールも下がります。中性脂肪は高い方が下がりますが、低い方は上がります。
水分をしっかり摂るように心がけ、体調や便の状態もきちんとチェックしておきます。
普段通りの生活をして構いませんが無理をしないようにしましょう。

入浴もOKですが、サウナや暑いお風呂に長時間はいることは避けて。

断食2日目

大体2日目くらいから、好転反応が出始めると言われています。
湿疹や吹き出物が出るなど肌が変化する、目やにがでる、身体がだるくなる、眠気、下痢、大量の便、吐き気、発熱など症状はさまざまです。
いずれも細胞が活性化し、毒素を排出して機能を回復するために起こります。
軽い症状であれば、ゆったりと過ごしながら酵素ファスティングを継続し、毒素をどんどん出してしまいましょう。仕事などで休息が取れない場合には、回復食をとって中断します。
また、身体のエネルギーが糖質から脂肪に変わる転換時期でもある為、頭痛が出ることもありますが、体脂肪をエネルギーに転換するように切り替われば、空腹できついということも無くなります。

断食3日目

体の中から老廃物がどんどんなくなっていきます。
食事を摂らないので、消化のための胃腸への血流は少なくなり、これまで消化に使っていたエネルギーが、必然的に細胞や組織を修復するために使われるようになります。
そのため細胞が活性化し、デトックスが促進され、細胞が本来の機能を取り戻し、正常な細胞に生まれ変わっていきます。
これらの細胞の解毒反応と回復反応が起こるために、好転反応が続く場合もありますが、同時に体の中からエネルギーがわいてくるのを感じられるかもしれません。
また、この頃になると何かを食べたいという欲求はほとんどなくなり、心も体も軽くなって、空腹感を爽快に感じられるようになります。

 

 

復食期

酵素ファスティングが終わったら、翌日は復帰食(復食)日になります。

 

復帰食(復食)日は、準備食期間と同様、断食日と同じ日数取るようにします。

 

断食日が終わったからと夜中の24時に何か食べようとする方が中にはいますが、そのような行為をするくらいなら無理して断食しないほうが良いくらいNGな行為です。

 

通常復食は、断食翌日の朝食は抜き、昼食からスタートさせます。

 

断食後、食事を徐々にもとに戻していくための食事となるため、いろいろ食べたいものがあってもグッと我慢して、胃に負担のない食事からスタートさせましょう。

 

詳しくは断食ダイエット後の回復食で紹介しています。

 

特に3日以上の断食をした方は、内臓がすっかり休んでいますので、急に食事をしたり重たい食事をした場合は命の危険につながりますので、回復食のルールをしっかり守って食事するようにしましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

どうしても食べたい!耐えれない!…というときは?

酵素ドリンク断食をすると、極端な空腹を感じることはないので、暴飲暴食に走ろうとする欲求を感じない方が多いです。

 

しかし、断食に慣れてない方や、普段の食事量が多い方、日常で誘惑の多い方は、断食中に耐えがたい欲求を感じるかもしれません。

 

どうしても我慢できないときは…まずは酵素ドリンクを飲んで、その後に1口だけ食べて30回以上噛むようにしましょう!

 

口の中に何も残っていなくても30回は噛み続けます。1口でも、味わって食べることで、気分はずいぶん楽になるはずです。

 

更に30回噛むことで、満足感も出てきます。

 

同じように…断食中や回復食期間中(特にスタート時)に、暴食してしまいそうなときは、

  • @酵素ドリンクを飲む。
  • A絶対に1口につき30回以上噛む。

という2点だけは守るようにしましょう!

 

最初に酵素ドリンクを(水や炭酸水で薄めて)飲むことで、食事も少量で満腹感を感じます。さらに、30回以上噛むことで、思ったほど食べれなくなり、嫌でも暴食できなくなるはずです。