1日1食ダイエットの方法と効果
1日1食断食ダイエットと聞くと、とても辛くてハードルが高い印象があるかもしれません。
しかし実際には3日間の断食をするよりも、1週間の食事制限をするよりも、2週間の糖質ダイエットをするよりも楽です。
なぜなら、どんなに辛くても、その日の夕方には食べたいものが食べられるからです。更に1食以外は断食…体調を見ながら野菜ジュースや果物などを食べることも可能です。
また、1日1食にして、その時は何を食べてもいい…という非常にユルくて分かりやすいルールも実践しやすいポイントです。
- 1日1食にする。(できるだけ夕食にするのが
- 1食は基本的に何を食べても可能。アルコールもOK。
- 水は1日2リットルを目安に摂取する。
- 1食は質を重視し、よく噛んで食べる。
1食で食べれる量には限界がある為、細かな制限を設けなくても、1日1食にすることで大幅に摂取カロリーを減らすことができます。
相性が合う人は長期間行っている人が多く、ダイエットというよりも健康のために続ける人が多いのが特徴です。
1日1食ダイエットの具体的な方法
キチンとした食事(栄養補給だけでなく楽しむことを目的とした食事)は1日に1回です。
昼食を食べて、夕食を抜く方が良いというイメージがありますが、実際には夕食だけを食べるという人が圧倒的に多いです。
夕食は一日の中で、一番ゆっくりと時間をかけて丁寧に食事することができますし、酵素学的にみても『栄養補給と消化の時間』にあたるため、効率的に消化することができます。
ポイントはできる限り夜の20時(栄養補給と消化の時間は12時〜20時です)までに食事を済ますことですが、この部分は気にしない人もいます。
もちろん生活スタイルに合わせるのが、長続きのポイントになるため、昼食を食べてもよいですし、16時頃に食べても良いでしょう。
通常1食につき人は約500CCの水分を補給していると言われています。
1日2食を抜くということは、約1リットルの水分が不足するという計算になります。
そのため最低でも1日に1リットル、理想は1日1.5〜2リットルの水分を補給しましょう!
2リットル全部を水で補給するのが辛い場合は、お茶系の飲み物でも問題ありません。
1回の食事は何を食べても良いとなっていますが、1口30回を目安によく噛むことだけは忘れないでください。
よく噛むことで顎が疲れますし、食べるのに時間がかかるため、満腹感も感じやすくなります。
消化に良いうえに暴飲暴食も防げるので、ダイエットのためには効果大です。
せっかく1日1食にするのですから、いくら自由に食事ができると言っても、その1回の食事内容は重視したいところです。
野菜中心で食品添加物や脂っこいものを避け、ご飯も白米より玄米がおススメです。
1日1回しか食事しない分、ここで栄養を取らないといけないので、できる限り効率的に食事をしたいところです。
といっても、もちろん続けることの方が重要ですので、ストレスにならない程度に行いましょう!
夕食はついお酒やおつまみに走ってしまうという方は、ほかの時間に間食としてスムージーや酵素ドリンクを飲むことで栄養不足を補いましょう。
1日1食といっても、実は長続きしている人は、厳密に1日1食にしていないことが多いです。
体調やその日のスケジュール、前日の食事量を考慮しながら、場合によってはおにぎりを食べたり、フレッシュジュースを飲んだりしている人もいます。
具なしの味噌汁やしょうが紅茶、白湯など続けやすい方法で間食や水分をとりながら行っているのが特徴です。
空腹が辛いときには黒砂糖やはちみつを舐める人もいますし、サラダを食べるという人もいます。
自分なりに続けられる、自分に合った方法を見つけましょう!
朝と昼は絶対に抜くのではなく、朝なら果物やスムージー、昼なら野菜ジュースやサラダ(できれば固形物は避けた方がベターです)など、1日1食に固執するのではなく、「時間が来たから食べる」のではなく「お腹が空いたから栄養補給する」という間隔に切り替えるようにします。
その際、「お腹が空いた」のレベルが、ただ血糖値が下がっただけなのではなく、「本当にお腹が空いた」という状況を見極めるのが重要です。
1日1食ダイエットを成功させるポイント
まずは朝食を果物やスムージーにすることから始める。
朝食抜きをして、昼食をスムージーやサラダなど軽いものにするようにする。
夕食のみにする。
ランチ時間に付き合いがある場合は、軽くサラダなどを食べるのは問題ありません。あまり難しく考えすぎないことが長続きする秘訣です。
1日1食ダイエットのついでのメリット
1日1食ダイエットは、巷にあふれる不健康なダイエットと違い、健康的なダイエットといわれています。
1食しか食べないことで、内臓が休まるので、消化酵素の無駄使いを防げるだけでなく、代謝酵素が量産され、代謝力がアップします。
そのため、いろんなプラスαの嬉しいメリットが期待できます。
- 空腹の状態に嫌でも慣れるため、空腹が気にならなくなる。
- 2食分の食費がかからなくなる。
- 2食分の食事時間が自由に使える。
- 朝食、昼食前の空腹感や、朝食昼食後の眠気等がなくなる。
- 消化器官が休むことができるため、身体の機能が回復し、代謝が良くなる。
失敗する原因
そもそも体質的に1日1食が合わない…ということもあります。
不調が続いたら、無理をせず他の方法に切り替えましょう。
1日1食のその食事が通常の3食の摂取量(カロリー)を越えてしまうと、もちろん痩せません。
1食の食事内容に関しては、特に制限はないものの食事の質には気をつけるようにしましょう!
1日1食にする…というと、身体に良くない!という人も多いです。
食事の量を減らす…ということに対して極端に恐怖感や不信感を抱く人がいます。
現代人は食べ過ぎであり、昔は世界的に1日2食…しかもそのうちの1食は軽めだったという歴史を考えると、1日1食が取り立てて恐ろしく不健康であることはありません。
しかし1日1食でも健康に生活できる…という事実が不都合な人たちが世の中には大勢います。
そもそも1日の最低限摂取しないといけないカロリーを決めたり、3食食べないといけないと主張する人は食品業界や医療界から大歓迎されますが、1食で良いなどといった日には大ブーイングが起こります。
更に、食事の大好きな現代人は、1日1食案よりも1日3食案を受け入れますし、その食生活が健康に良い!と思いこむことも、思わされることも、食事すきの人にとっては都合の良いことなのです。
もちろん、食物を蓄えておく機能が出来上がっていない子供や病気の方は1日1食にすべきではありません。
また、1日1食と言っても、長年習慣的に続けている人は、食事の時間以外で水を飲んだりスムージーや野菜ジュース、流動食を食べている人もいますし、体調や場合によっては軽く食事を摂ることもあります。
1日1食ダイエットで大切なのは、無理をして1日1食にすることではなく、本当にお腹が空いたタイミングで食事をする…身体の声にきちんと耳を傾けることができ、身体にとって必要な量の食事が必要な時にできるようになることです。
食事の時間だからといって、お腹が空いたからといってとりあえず何かを食べるのではなく、本当に食べたいもの、身体にとって食べるべきものを選んで食べる…1日1食だからこそその1食を大切にする…という考えが大切なのです。
1日1食を続ける有名人・芸能人
どうでも良いかもしれませんが、1日1食ダイエットを身近に感じていただけるかと思い、1日1食生活を長年続けている有名人や芸能人をご紹介します。
- GACKT
- 福山雅治
- 京本政樹
- ビートたけし
- タモリ
- サンプラザ中野
- 水谷豊
- 三枝成彰 など
どの人も凡人離れしてると言いますか、自意識が高くて成功している方がたが多いですよね。ダイエットのためというより、健康のためや時間を有効に使うため…という印象もあります。
かといって、1日1食は限られた人しかできない大変な苦行というわけではありません。
要は慣れです。
無理して毎日おこなう必要は全くありませんので、自分のペースで体調に合わせて、週に1回でも良いので習慣にして続けてみましょう!
それでも、合う合わないはありますので、
もしも自分には合わないな…と感じた場合は他の断食方法にチャレンジしてみてください。